カナダのPTが苦手なこと

カナダのPT教育は修士レベルで、PTとしてできる医療行為も日本よりもすすんでいます。ひとりひとりのPTも専門性が高く、知識も豊富だと感じます。が、一つだけ日本のPTの方が明らかに優れていて、多くのカナダのPTが苦手としていることを見つけてしまいました

それは「床からの立ち上がりの指導」です。一応、転倒してしまった場合にどうやって起き上がるかを説明した、イラスト付きパンフレットのようなものはどこの職場にもありますが、実際に指導したことがない人が多いです。ある若手のPTが患者さんの家族に指導を頼まれたのですが、ちょうど患者さんが検査に呼ばれて「アー助かった、自信なかったんだよね」と後で言っていました。日本人のPTで指導したことがない人はいないでしょう。

日本人は床で寝たり食事をとったりするので当たり前の動作ですが、ベッドや椅子の生活だと、いざそういう状況になった時にどうしていいかわからないそうです。一人暮らしで転倒してしまい二日以上、誰かがきてくれるまで床に転がったままだったという患者さんもいました。電話もちゃぶ台の上なら手を延ばせば届きますが、テーブルの上だと無理ですものね。

日本人であることがカナダで役に立つこともあります

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック