オーストラリア 羊毛

理学療法でオーストラリアと聞けば、マニュアルセラピーを思いつく人が多いかもしれません。ですが、今日はAustralia medical sheepskinのお話です。

実物はこんな感じです。
http://www.sheepskinstuff.com/Hi_Temp_Medical_Sheepskin_Rug_p/hi-temp-med-.htm

これは医療用で、他の類似品と区別するためにわざとこの緑色に染められています。用途は、褥瘡の予防、創傷のドレッシングとして使用できます。上のように、ベッドに広げて使うものもありますが、車いすの座面に置けるもの、ブーツの用になっていて踵を保護できるものなど体の部位や目的に合わせてサイズもいろいろあります。

Australia medical sheepskinの優れているところ


○表面の浸出液などの水分を吸い取ることによって褥瘡や創傷の治癒を促す
○臀部や踵などの圧を分散させる
○暖かいので体や四肢などを36.8℃に保つことができる。これによって血流がよくなり、褥瘡や創傷の治癒を促す。

デメリットは

○洗濯方法が特殊である
○病院や施設の方針によっては、感染症の予防から使用が許可されないことがある

私が働いていた老人保健施設ではAustralia medical sheepskinがよく使われていました。あとは訪問部門でよく使われているようです。やはり病院だと、シーツやタオルなどは院内で洗濯か業者に頼んでいることが多いので、家族が洗濯しなければなりません。

詳しくは下のリンクのビデオ(英語です)を見てみて下さい。
私の職場にこのカウボーイハットのご本人がいらして勉強会を開いてくれました。

http://www.australianmedicalsheepskins.com/default.php

私はカナダに来て初めてAustralia medical sheepskinを見ましたが、日本では使われていないのではないでしょうか?!日本の患者さんにも是非使ってもらいたいな、と思いました。

Waldoへ個別メッセージの送信はこちらからどうぞ。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック